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旧統一教会問題 「誤った認識」 県知事回答に不満 全国弁連 /富山

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定例記者会見で報道陣の質問に答える新田八朗知事=富山県庁で、萱原健一撮影
定例記者会見で報道陣の質問に答える新田八朗知事=富山県庁で、萱原健一撮影

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に取り組む全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は13日、オンラインで記者会見を開き、教団との関係に対する新田八朗富山県知事の認識に不満を表明した。知事は全国弁連に送った文書で、「特定の宗教団体と未来永劫(えいごう)お付き合いをしないと宣言することは政教分離原則の観点から問題がある」と回答し、全国弁連は「明らかに誤った認識だ」と反論した。

 新田知事が2020年の知事選で教団関連団体から支援を受けたことを巡り、全国弁連は9月6日、知事に対して教団や関連団体との関係断絶を求める申し入れをした。申し入れ書では「知事の行為は旧統一教会内部で自分たちの主張や活動が県政のトップに受容されたと周知され、強引な献金勧誘や正体を隠した信者勧誘・教化活動を強化し拡大することになってしまう」と指摘し、今後の関係などについて回答を求めていた。

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