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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から1年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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「トルコ・ストリームに攻撃企てた」 ロシア、数人を逮捕と発表

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13日に会談したロシアのプーチン大統領(右)とトルコのエルドアン大統領。トルコ・ストリームについても協議したという=カザフスタンのアスタナで、スプートニク通信ロイター
13日に会談したロシアのプーチン大統領(右)とトルコのエルドアン大統領。トルコ・ストリームについても協議したという=カザフスタンのアスタナで、スプートニク通信ロイター

 ロシア政府は13日、ロシア南部に建てられているガスパイプライン「トルコ・ストリーム」への攻撃を企てたとして、数人を逮捕したと発表した。ロイター通信が報じた。戦略拠点となる「クリミア大橋」で8日に起きた爆発に関連して、ロシアはトルコ・ストリームも狙われてきたと主張。今回の逮捕の発表は「ウクライナが関与したテロの脅威」を強調する狙いもありそうだ。

 プーチン露大統領はウクライナ南部クリミア半島とロシアを結ぶ「クリミア大橋」で起きた爆発について、「ウクライナの特務機関によるテロ工作」と断定。報復措置として、10日にウクライナ国内の約20都市にあるエネルギーインフラなどをミサイルや無人機で攻撃させた。ウクライナ側がロシア国内の発電所やガス輸送網も標的としたと主張し、「トルコ・ストリームもそのうちの一つだ」と発言していた。

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【ウクライナ侵攻】

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