獄中29年、冤罪被害者追う 映画「オレの記念日」大阪などで上映
毎日新聞
2022/10/14 15:40(最終更新 10/14 15:40)
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無実の強盗殺人事件で29年も獄中生活を強いられ、再審無罪が確定した冤罪(えんざい)被害者、桜井昌司さん(75)の人生を追ったドキュメンタリー映画「オレの記念日」が22日から、第七芸術劇場(大阪市淀川区)で上映される。国家権力に翻弄(ほんろう)されながらも、笑顔で人生を切り開いていく桜井さん。「不運だけど不幸ではない」。桜井さんの発する言葉に、誰もが生き方や幸せの意味を考えさせられる。
桜井さんは1967年、茨城県であった「布川事件」で強盗殺人の罪に問われたが、公判で一貫して無実を主張。無期懲役の判決を受けたが、再審の末に2011年に無罪が確定した。
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