ピアニスト・阪田知樹さん 19世紀パリの「ピアノ対決」再現へ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ピアニストの阪田知樹さん=東京都豊島区で2022年9月2日、宮本明登撮影
ピアニストの阪田知樹さん=東京都豊島区で2022年9月2日、宮本明登撮影

 世界3大コンクールの一つであるエリザベート王妃国際音楽コンクールで昨年、4位入賞を果たしたピアニストの阪田知樹さんが11月、同世代の高木竜馬さんと競演する。阪田さんが敬愛するハンガリー出身の作曲家でピアニストのフランツ・リスト(1811~86年)と、当時彼とともに人気を博したジギスモント・タールベルク(1812~71年)の楽曲を取り上げる。19世紀のパリで、リストとタールベルクが繰り広げた「ピアノ対決」。その熱気を現代によみがえらせようと気を吐く阪田さんに、2人に注目した理由や高木さんへの思いを聞いた。【須藤唯哉】

リストの知られざる側面にひかれ

この記事は有料記事です。

残り1628文字(全文1904文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集