有力選手そろわず、手探りの初開催 レガシーハーフマラソン

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東京パラリンピックのマラソンコースを活用した「東京レガシーハーフマラソン」で一斉にスタートする選手たち=東京・国立競技場で2022年10月16日、宮間俊樹撮影
東京パラリンピックのマラソンコースを活用した「東京レガシーハーフマラソン」で一斉にスタートする選手たち=東京・国立競技場で2022年10月16日、宮間俊樹撮影

 東京・国立競技場を発着点とし16日に初開催された東京レガシーハーフマラソンは、東京オリンピックのマラソン、競歩の札幌移転に伴う代替行事の意味合いがあったが、男女とも有力選手がそろわず、関係者は複雑な表情を浮かべた。

 東京五輪マラソン代表の中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)が故障で欠場する中、2024年パリ五輪を見据える有望株は「予習」を兼ねて出場した。

 19年9月の東京五輪マラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」と一部重複するコース。パリ五輪代表選考でも実施されるMGCの詳細は公表されていないが、今年7月の世界選手権男子代表だった西山雄介(トヨタ自動車)は「勝負となるポイント探しをメインにした」と、「仮想MGC」に位置づけた。

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