特集

ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

特集一覧

マレーシア機撃墜事件の被告、ロシア軍に招集か ウクライナが懸賞金

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
イーゴリ・ギルキン被告=モスクワで2020年1月25日、大前仁撮影
イーゴリ・ギルキン被告=モスクワで2020年1月25日、大前仁撮影

 2014年7月に起きたマレーシア航空機撃墜事件で殺人罪で訴追された元ロシア情報機関の高官イーゴリ・ギルキン(別名イーゴリ・ストレルコフ)被告が、ウクライナでの戦闘に参加するためロシア軍に招集された模様だと、露メディアなどが報じている。ウクライナ国防省は16日、被告を指名手配したと明らかにし、10万ドル(約1485万円)の懸賞金をかけて、身柄拘束を狙っている。

 ロシア連邦保安庁(FSB)の大佐まで務めたギルキン被告は14年、ウクライナ東部ドネツク州で反政府工作を指揮したほか、親露派武装勢力が一方的独立を宣言した「ドネツク人民共和国」で「国防相」を名乗った。「共和国」が実効支配する地域の上空で起き、乗客乗員298人が犠牲となったマレーシア航空機の撃墜事件では、使われた地対空ミサイルの輸送などに関わったとして、21年にオランダで開かれた国際法廷で殺人罪で終…

この記事は有料記事です。

残り392文字(全文773文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

この記事の特集・連載

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月