佐賀高齢女性殺害 元長崎大生の被告、初公判で起訴内容認める

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佐賀地方裁判所=高橋広之撮影
佐賀地方裁判所=高橋広之撮影

 佐賀県鳥栖市で2021年9月に大塚千種(ちぐさ)さん(当時79歳)をハンマーで殴って殺害したなどとして、殺人などの罪に問われた元長崎大生の山口鴻志(こうし)被告(26)は17日、佐賀地裁(岡崎忠之裁判長)であった裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は事件後の精神鑑定で、対人関係が苦手で特定の事柄に固執しやすい障害の特性が被告にあると判明したとして、影響を十分に考慮して量刑を判断するよう求めた。

 被告は事件前日に長崎市内のアパートの自室に火を付けて床を焦がしたなどとして、建造物損壊などの罪でも起訴されている。

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