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サッカー日本代表でFKの名手として一時代を築いたJ2横浜FCのMF中村俊輔(44)が今季限りでの現役引退を決断した。
その左足は日本のみならず、世界にも衝撃を与えた。
数々の栄光に彩られた中村のサッカー人生には、挫折も少なくない。だが、幾度となく訪れた試練は糧となった。「高い壁に当たらないと僕は伸びないタイプ」。周囲の誰もが認める努力家は、自らの左足で道を切り開いてきた。
中学時代は小柄だったことから横浜マの育成組織からユースへの昇格を逃したが、神奈川・桐光学園高では猛練習で技術を磨き、1997年に横浜マに入団。99年のシドニー・オリンピックアジア最終予選のカザフスタン戦では、日本を五輪に導くとともに前日に亡くなった祖父…
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