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プラ再生、素材識別が鍵

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プラスチックごみの処分方法
プラスチックごみの処分方法

 <くらしナビ・環境>

 プラスチックごみによる海洋汚染の深刻化などを受け、使い捨てプラ製品の削減と同時に、プラごみリサイクルへの関心も高まっている。プラ製品の材料となる素材の種類は100超。再製品化の鍵を握るのが、複数のプラ素材を正確に識別する技術の開発だ。

 ●現状は主に熱源

 プラスチックの原料は、原油を精製する過程でできる石油製品「ナフサ」という液体だ。ナフサに熱を加えて分解し、エチレンなどプラ製品のもととなる物質を取り出す。これらの物質から「ポリエチレン」などの素材を作り、添加剤を加えて強度を高めたり色を付けたりして、プラ製品が生み出される。

 例えば、プラ素材のうち、世界で最も多く生産されているポリエチレンは安価で成形しやすく、商品の包装材や食器、電線の被覆など幅広く使われている。ペットボトルの材料となる「ポリエチレンテレフタレート(PET)」は透明で強度があり、耐熱・耐冷性に優れていることが特徴だ。

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