- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

船の違法操業など海の犯罪や不審船などに対するパトロールを強化するため、海上保安庁は19日、海上自衛隊八戸航空基地(青森県八戸市)を拠点に、無人航空機1機の運用を始めた。海保が無人機を導入するのは初めて。石井昌平長官は19日の定例記者会見で「十分な安全対策を講じながら、新しい技術を活用し、海洋監視体制の更なる強化に取り組む」と述べた。
運用を開始したのは米ジェネラル・アトミクス社製の「シーガーディアン」(全長11・7メートル、全幅24メートル)。近年、尖閣諸島周辺海域で中国船の動きが活発なことなどもあり、政府は海洋監視体制の強化を図ってきた。無人機の導入にあたり、2020年10~11月に計147時間の実証試験を実施し、安全性の確認などをしたという。
この記事は有料記事です。
残り303文字(全文631文字)