操縦かんにシート、エンジン部品… 航空部品の出品が相次ぐ理由

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技術検証や新シートのお披露目イベントなどで使用するANAのモックアップシート。各60万~70万円で3点販売し完売した(写真は国内線のプレミアムクラス用で60万円。幅135センチ、奥行き130センチ、高さ117センチ、重さ110キロ)=全日空商事提供
技術検証や新シートのお披露目イベントなどで使用するANAのモックアップシート。各60万~70万円で3点販売し完売した(写真は国内線のプレミアムクラス用で60万円。幅135センチ、奥行き130センチ、高さ117センチ、重さ110キロ)=全日空商事提供

 航空会社のスターフライヤー(北九州市)が9月、廃棄予定だったタービンブレードと呼ばれるエンジン部品を自社サイトで売り出した。同社だけではない。調べてみると、ここ1、2年、国内の航空各社が相次いで廃棄部品の一般向け販売に乗り出していた。それも操縦かんやシート、計器類など、従来ならばめったに出回らなかった本格的かつマニアックなものも多数含まれる。何が起きているのか。

 タービンブレードはエンジン内部に無数に並ぶ羽根状の部品。スターフライヤーが販売するのは、HPTブレード(高圧タービンブレード)と呼ばれるもので、耐用年数がきたため、2021年夏にエアバスA320のエンジンから取り出された。一つの大きさは高さ8センチ、幅4・3センチ、厚さ2・7センチ。インテリアとして飾れるように台座とアクリル製のケースを付け、9月20日から3万8000円で売り出したところ、これま…

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