「恐竜王国・福井」さらなる繁栄 カギは女性研究者の人材発掘

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フクイサウルスの全身骨格を組み立てる「恐竜女子学院」の参加者ら=福井県勝山市の県立恐竜博物館で2022年7月30日午後0時47分、大原翔撮影
フクイサウルスの全身骨格を組み立てる「恐竜女子学院」の参加者ら=福井県勝山市の県立恐竜博物館で2022年7月30日午後0時47分、大原翔撮影

 恐竜化石の国内屈指の発掘地で「恐竜王国」と評される福井県が「恐竜」を軸にした人材発掘に力を入れている。キーワードは「恐竜女子」と「恐竜学部」。人材発掘の現場から王国の未来を探った。【大原翔】

全国から「卵」が集結

 「どれが恐竜でしょう?」。7月末、福井県立恐竜博物館(勝山市)の研修室で静谷あてな研究員(33)がティラノサウルスやペンギンなどの画像を指して子どもたちに問いかけた。挙手で答えてもらった後、静谷さんが「鳥は恐竜の子孫なので、ペンギンも恐竜です」と明かすと、驚きの声が上がった。参加した21人は全員女子だ。

 女子児童・生徒に恐竜などの古生学を学んでもらおうと初めて開催したイベント「恐竜女子学院」。2日間「開校」され、座学のほか、実際に恐竜の全身骨格の標本を組み立てたり、化石の発掘を体験したりと充実した授業に全国から集まった恐竜女子たちは目を輝かせた。

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