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鷺宮製作所・小孫竜二、四度目の正直 社会人ドラフト注目 /10

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都市対抗野球大会東京2次予選の第1代表決定戦で先発し力投する鷺宮製作所の小孫竜二投手=東京都大田区の大田スタジアムで2022年6月1日、吉田航太撮影
都市対抗野球大会東京2次予選の第1代表決定戦で先発し力投する鷺宮製作所の小孫竜二投手=東京都大田区の大田スタジアムで2022年6月1日、吉田航太撮影

 10月20日のプロ野球ドラフト会議。夢舞台への切符をつかめるかどうかが決まる「運命」の時を前に、苦労を重ねてきた社会人選手の忘れられない「あの日」を紹介しよう。10回目は、高校、大学、社会人で計3度の指名漏れを経験した右腕の迷いが消えた日――。

「真っすぐを信じよう」

 がっちりとした上半身をダイナミックに使い、浮き上がるようなストレートを連投して打者を力でねじ伏せる。最速155キロ右腕、鷺宮製作所の小孫竜二投手(25)。だが、本人が入社当時に目指した投手像は「うまい投手」だった。「変幻自在って言うんですかね。なれるわけがないのに」。学生時代に2度の指名漏れを味わって生じた迷い。ずっと、苦しんできた。

 石川・遊学館高時代から最速146キロをマークする剛腕だった。3年だった2015年夏の甲子園では、初戦の2回戦で熊本・九州学院と対戦し、当時1年ながら4番に座った村上宗隆選手(ヤクルト)を4打数無安打に抑える好投を見せ完投勝利。創価大で最速を152キロに伸ばすと、着々とプロスカウトからの評価を上げた。高校時代は「かかればラッキー」と思って出したプロ志望届だったが、大学4年時には「望みがある」と提出。しかし、最後まで名前が呼ばれることはなかった。「このままの自分ではだめかもな」

 鷺宮製作所に進むと、先輩たちの投球を見る度に「プロどころか、戦力にすらならない」と自分を卑下する思いは増した。「どの投手も…

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