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日本製紙石巻・宮内春輝 最速152キロ 社会人ドラフト注目 /12

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今秋の日本選手権東北予選で力投する宮内春輝投手。ネット裏にはスカウトの姿もあった=仙台市民球場で2022年9月10日午後0時12分、川村咲平撮影
今秋の日本選手権東北予選で力投する宮内春輝投手。ネット裏にはスカウトの姿もあった=仙台市民球場で2022年9月10日午後0時12分、川村咲平撮影

 10月20日のプロ野球ドラフト会議。夢舞台への切符をつかめるかどうかが決まる「運命」の時を前に、苦労を重ねてきた社会人選手の忘れられない「あの日」を紹介しよう。最終回は26歳で初めて「手応え」を感じている遅咲きの右腕が決別した「プライド」――。

「平成の怪物」に憧れ

 バックネット裏からでも、捕手のミットに収まる音やスピード感で、直球の力強さが伝わってくる。今季だけで球速は6キロアップし、最速152キロに到達した。横手投げから投じるボールの軌道は、浮き上がるかのようにも見える。

 日本製紙石巻の右腕・宮内春輝投手(26)の一皮むけた直球はスカウトの目に留まり、大卒4年目にしてドラフト候補に名を連ねる。「やっと手応えがあります。年齢的にもラストチャンスかな」。憧れのプロ入りに望みをつなぐ。

 野球に興味を持ったのは小学2年の頃。きっかけは、プリンスホテル(廃部)で社会人野球の選手だった親戚に連れられ、プロ野球・西武の試合を観戦したことだ。当時の絶対的エースだった松坂大輔さんの豪速球に目を奪われ、「平成の怪物」に憧れた。

 千葉県立多古高で野球に打ち込んだが、最後の夏は県大会で2回戦敗退に終わった。全国の舞台とは縁がなく無名の存在で、大学で野球を続ける場所を見つけるのにも苦労した…

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