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プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議の目玉といえば、有力候補選手に1位指名が集まり、各球団の監督や幹部らが緊張した面持ちでくじを引く一コマ。だが、20日に実施される今年のドラフト会議は、少し様相が異なりそうだ。
「1位(指名)は間違いなく将来性。くじ引きになるだろうが、そこへいく。隠しても仕方ない」。9月28日、巨人の大塚淳弘球団副代表は、スカウト会議後の取材にそう強調した。名前こそ出さなかったものの、選手の特徴を細かく説明し、「『あ』から始まる選手ですか?」との質問には「そう」と明言。高校通算68本塁打の高松商高・浅野翔吾外野手の1位指名を「公表」した。
その後も1位指名を明かす球団が相次いだ。ソフトバンク=イヒネ・イツア内野手(愛知・誉高)▽日本ハム=矢沢宏太投手・外野手(日体大)▽西武=蛭間拓哉外野手(早大)▽広島=斉藤優汰投手(北海道・苫小牧中央高)▽オリックス=曽谷龍平投手(白鷗大)▽楽天=荘司康誠投手(立大)▽中日=仲地礼亜投手(沖縄大)▽ヤクルト=吉村貢司郎投手(東芝)――と、19日までに計9球団が「意中」の選手の名前を出している。
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