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災害時に交流サイト(SNS)で見られるデマを信じ込んで拡散してしまうケースを防ごうと、LINE(ライン)がSNSでの適切な情報収集やフェイクニュースの見分け方を伝える「情報防災訓練」を進めている。ウェブサイトで教材を公開するとともに、全国各地の学校などで出前授業を行っている。
「投稿時間が古すぎるかも」「他に同じような投稿は」。授業では、災害時の投稿を想定したニュースや避難情報などを8枚のカードに分け、それぞれの信頼性をグループワーク形式で話し合う。その上でSNSでは思い込みが生まれやすく、悪意がなくてもデマを広げてしまうことがあると指摘する。
教材は投稿の信用度を判断する「情報収集編」と、災害情報を自ら投稿する際の注意事項を学ぶ「情報発信編」の2種類を用意。両方を手がけた「LINEみらい財団」の西尾勇気事業推進部長は「災害時は身を守ることを最優先にした上で、正確な情報を子どもたちが発信できれば防災にもつながる」と語る。
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