対露強硬姿勢、一致 安保3文書記載へ 自公WT

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 自民、公明両党は19日、政府が年末までに改定する外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など安保関連3文書に関する与党協議のワーキングチーム(WT)の初会合を国会内で開いた。ウクライナに侵攻したロシアに対して厳しい姿勢を3文書に盛り込む方針で一致。一方、中国に関しては、重大な脅威と捉えるべきだとする自民側と、対話を重視する公明側で折り合わず、継続協議することになった。

 自民の小野寺五典・安保調査会長がWT座長に、公明の佐藤茂樹・外交安保調査会長が座長代理に就任。12月中旬までに週1~2回協議を重ね、政治判断が必要な案件は自民の麻生太郎副総裁や公明の北側一雄副代表ら両党幹部でつくる与党協議会に委ねる。

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