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れいわ新選組の天畠(てんばた)大輔参院議員が20日の参院予算委員会で、初めて質疑を行った。発話困難な重度障害を抱え、車いすに乗るため、介助者による「あかさたな話法」の通訳を活用。「日本の障害者政策は『上からの施し』で、合理的配慮を欠いている」と是正を求めると、岸田文雄首相は「指摘を重く受け止め、皆で考えたい」と応じた。
あかさたな話法では、「て」を伝えたい場合、介助者が「あかさた」と読み上げた時点で介助者の手を引く。続けて「たちつて」と読むタイミングで再び手を引く。事前に用意した原稿の秘書による代読と合わせて45分間、政府と向き合った。質疑終了後、与野党の出席者から拍手が湧き起こった。
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