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米連邦準備制度理事会(FRB)が19日公表した全国12地区連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)は、金利上昇などを受けて2地区の経済活動が縮小したと報告した。全体の景況判断は「経済活動は緩やかに拡大したが、産業や地区によって状況はさまざまだった」と指摘。経済見通しは「より悲観的になった」とした。
4地区の景況判断は横ばいだった。10月上旬までの調査で、報告は11月1、2日に開く次回の連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料になる。FRBは次回会合でも政策金利の大幅な引き上げを決める見通しだが、急速な利上げによる景気悪化懸念が強まりそうだ。
利上げに伴うローンなどの金利上昇が自動車や一戸建て住宅の販売、商業用不動産着工などの減速につながったと指摘。雇用は「大部分の地区で小幅から緩やかなペースで増加し続けた」としながらも、…
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