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英国のブレーバーマン内相は19日、重要な公文書を私用メールで同僚議員に送信してしまい、政府の規則違反に該当する行為をしたとして辞任を表明した。表向きの理由は自身のミスによる引責辞任だが、トラス首相に宛てた書簡の中で、「この政府の方向性に懸念を持っている」とも記載。大型減税策で市場を混乱させたトラス氏の政権運営に対する「怒りの表れ」(英BBC放送)の辞任とも報じられており、トラス氏への退陣圧力はさらに強まるとみられる。
9月6日のトラス首相就任後、閣僚交代は10月14日のクワーテング財務相(当時)解任に続き2人目。トラス氏の求心力低下は一段と鮮明になっている。
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