人口532人の村で唯一の不動産会社 23歳が開業「空き家解消を」

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空き家調査を行う梅原颯大さん=山梨県丹波山村内で2022年9月28日午前11時23分、渡辺薫撮影
空き家調査を行う梅原颯大さん=山梨県丹波山村内で2022年9月28日午前11時23分、渡辺薫撮影

 東京都と接する山梨県丹波山村で唯一の不動産会社「梅鉢不動産」を7月に開業した。村から委託を受けた空き家調査事業に取り組みつつ、移住希望者や別荘の購入希望者に物件を仲介したり、他の自治体に空き家調査事業を広げたりすることも視野に入れており「丹波山村から空き家問題を無くしたい」と意気込む。

 1960年に人口2200人を超えていた丹波山村だが、都市部などへ人口が流出し、2022年10月1日時点で532人に減少。村は移住者確保に向け、空き家バンクを設置するも、建物の所有者や意向が不明の物件が多い。空き家は放置すれば倒壊する危険もあり、村内を回り、目視で家の屋根や壁の損傷度を評価することで実態を把握し、活用を目指す。

 中学2年の頃に父から勧められた経営コンサルタントの本を読み、ケチャップメーカーがケチャップのキャップ口をわずかに大きくすることで使用量の増加につながり売り上げが増えたというエピソードが印象に残り、経営者を志すようになった。

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