- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

佐賀県鳥栖市で2021年、面識のない79歳女性をハンマーで殴って殺害したとして、殺人などの罪に問われた元長崎大生、山口鴻志(こうし)被告(26)の裁判員裁判の第3回公判が20日、佐賀地裁で開かれ、検察側は「反省は不十分で再犯の可能性が高い」として懲役25年を求刑し、結審した。判決は25日。
検察側は論告で、留年が確定的になったことをきっかけに事件を起こしたとして「学生生活からの現実逃避であり、安易かつ身勝手というしかない」と指摘した。
弁護側は最終弁論で、反省し謝罪の気持ちもあるなどとして、懲役20年が相当だと主張した。
山口被告は17日の初公判で、留年が確定的になり「居場所は刑務所しかない。人を襲うしかない」と考えたと述べていた。20日は論告に先立ち被告人質問があり、遺族への気持ちを問われた山口被告は「申し訳ないという気持ちはある」と答えた。
…
この記事は有料記事です。
残り195文字(全文574文字)