契約変更せず不適切支払い エコチル調査の請け負い 会計検査院指摘

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会計検査院=東京都千代田区で、柴沼均撮影
会計検査院=東京都千代田区で、柴沼均撮影

 化学物質や環境が子どもの成長に与える影響を調べる環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」について、会計検査院が生化学検査の業務を請け負った民間会社5社の12契約を調べたところ、一部契約で、検査実績が仕様書の予定件数を大きく下回っているのに契約変更をせずに契約金全額を支払うなど不適切な扱いがあったことが20日、分かった。

 検査院は一部契約の不適切な支払いは計約4325万円と試算し、調査を行う国立環境研究所(茨城県つくば市)に改善を求めた。研究所の監督職員が状況を契約責任者に報告せず、適切な契約変更がされなかったことなどが要因としている。研究所は契約変更の基準をマニュアルで示すなどの対応を取る方針で「エコチル調査自体に影響はない」としている。

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