杉田氏「いいね」は「限度超えた侮辱行為」 伊藤詩織さん逆転勝訴

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自民党の杉田水脈衆院議員に損害賠償を求めた訴訟で逆転勝訴し、東京高裁前で心境を語る伊藤詩織さん=東京都千代田区で2022年10月20日午後1時48分、幾島健太郎撮影
自民党の杉田水脈衆院議員に損害賠償を求めた訴訟で逆転勝訴し、東京高裁前で心境を語る伊藤詩織さん=東京都千代田区で2022年10月20日午後1時48分、幾島健太郎撮影

 ツイッターで自身を中傷する投稿に「いいね」を押されて名誉感情を侵害されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが、自民党の衆院議員で総務政務官の杉田水脈(みお)氏に220万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は20日、賠償責任を否定した1審・東京地裁判決(今年3月)を変更し、杉田議員に55万円の賠償を命じた。石井浩裁判長は「積極的に名誉感情を害する意図で『いいね』を押しており、限度を超えた侮辱行為で不法行為に当たる」と批判した。「いいね」を巡って賠償を命じた司法判断は初めてとみられる。

 高裁判決によると、元TBS記者の男性から2015年4月に性暴力を受けたと訴える伊藤さんに対し、ツイッター上で「枕営業の失敗」などとする複数の匿名投稿がなされた。杉田議員は18年6~7月、こうした投稿25件に「いいね」を押した。

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