特殊相対性理論の現象実証 「電場」進行方向に収縮 大阪大など

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
特殊相対性理論で予想された「電場」収縮のイメージ
特殊相対性理論で予想された「電場」収縮のイメージ

 大阪大、三重大などのチームは20日、電子が光と同じくらいの速さで移動すると、電子周辺にできる静電気力の働く空間「電場」が進行方向に収縮する現象を世界で初めて実証したと英科学誌ネイチャーフィジックスに発表した。アインシュタインの特殊相対性理論で予想された現象で、チームの中嶋誠大阪大准教授(超高速分光)は「100年以上前に予想され、アインシュタインが残した宿題を解決できた」としている。

 特殊相対性理論は1905年に発表。秒速約30万キロで進む光に近い速さで移動すると時間がゆっくり流れることや、物質がエネルギーに変換できることが示された。それぞれ既に実証されており、全地球測位システム(GPS)や原子力発電に応用されている。

この記事は有料記事です。

残り265文字(全文578文字)

あわせて読みたい

ニュース特集