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中日は20日のプロ野球・新人選手選択(ドラフト)会議で、田中幹也内野手(亜大)を6位で指名し、交渉権を獲得した。田中内野手は大学3年時に難病「潰瘍性大腸炎」で苦しんだが、憧れの舞台への道が開けた。
身長166センチと小柄ながら、50メートル5秒9の俊足と高い守備力は東海大菅生高(東京)時代から定評があった。夏の甲子園で4強入りし、SNS(ネット交流サービス)上では俊敏なプレースタイルを形容して「忍者」と呼ばれた。亜大では1年からレギュラーに定着し、大学日本代表にも選ばれた。
3年生だった2021年夏に国指定の難病「潰瘍性大腸炎」が判明し、手術と長期の入院生活を余儀なくされた。故・安倍晋三元首相の持病で、最近では陸上男子100メートルの元日本記録保持者、桐生祥秀選手(日本生命)が患ったと公表した大病だ。田中内野手も体重が10キロ以上減り、プロ入りどころか競技復帰すら危ぶまれた。
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