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プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が20日、東京都内で開かれた。
「目玉不在」「1位候補が12人そろわない」。今年のドラフト会議に向けた取材で多くの関係者から、こんな言葉を聞いた。9球団が1位指名を事前に公表する異例の展開も、会議当日には大きなサプライズや波乱はなく終わった。
ドラフトの象徴的な場面といえば、春夏の甲子園を沸かせた高校生のスター選手に指名が集まり、どこの球団が交渉権を手にするのか――というシーンが思い浮かぶ。将来の日本球界を背負って立つ若き逸材の存在が、プロ野球の活性化や人気拡大の一翼を担ってきた。セ・リーグのある球団幹部も「1位はやはり将来性。将来スーパースターになるような素材を」と言う。近年は解析技術の発達で、ロッテの佐々木朗希投手やヤクルトの奥川恭伸投手らのように高卒からプロ入り後、数年内に1軍で結果を残す選手も増えつつある。
一方で、今回のドラフト候補の選手たちは、…
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