「そろそろ愛されたい」 バレー女子・JTが出した自虐広告の狙い

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
プロ野球・阪神ファンも意識したJTのポスター=兵庫県西宮市の阪神甲子園駅で10月2日、荻野公一撮影
プロ野球・阪神ファンも意識したJTのポスター=兵庫県西宮市の阪神甲子園駅で10月2日、荻野公一撮影

 「そろそろ地元に愛されたい」、「野球ファンからも愛されたい」――。兵庫県西宮市をホームタウンの一つとするバレーボール女子・Vリーグ1部(V1)のJTマーヴェラスが7月から、同市などを走る阪神電鉄の駅構内に打った広告だ。少しばかり自虐的なフレーズに込めたチームの狙いとは。

 2020~21年シーズンまでV1を2連覇した強豪のJTは1996年から西宮市にある自前の体育館で練習し、試合会場のある大阪市とともに拠点としている。しかし、チームが西宮市などのイベントに参加した際、広報担当者が訪れた人に「マーヴェラスを知っていますか」と尋ねても、「初めて聞いた」といった反応が多いという。「地元の方になかなか認知されていない」のが課題だ。

 集客についても、日本代表だった竹下佳江さんや大友愛さんが所属していたころは、リーグの中でも入場者数が多かったが「今はなかなか……」(広報担当者)なのが現状。背景にはチームよりも個々の選手にファンが付くというバレー特有の事情もあるとみる。15日に閉幕した世界選手権の日本代表に選手を送り出しているが、メディアへの露出は少なく、チームの認知度を上げられていない。

この記事は有料記事です。

残り490文字(全文985文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集