キレキレの動き「全員集合」で ドリフ仲本工事さん悼む 西条昇教授

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ザ・ドリフターズに加入した当時の仲本工事さん=1965年撮影
ザ・ドリフターズに加入した当時の仲本工事さん=1965年撮影

 1970年代を中心に「8時だョ!全員集合」(TBS系)で国民的人気を得たザ・ドリフターズのメンバー、仲本工事さん(81)が19日に亡くなった。車にはねられ、重傷を負っていた。ドリフのメンバーでは2020年の志村けんさんに続く訃報で、メンバーは加藤茶さん(79)、高木ブーさん(89)の2人に。子供時代に「全員集合」の公開放送に足を運んだ「ドリフターズ世代」で、その後継番組の「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の構成作家も務めた西条昇・江戸川大学教授(芸術学)に、仲本さんについて聞いた。【油井雅和】

仲本さん、ライブ配信も

 西条さんは、前日まで仲本さんのユーチューブチャンネルを見ていたので、訃報に大きなショックを受けたという。

 「ユーチューブでは、仲本さんはライブ配信をしたり、昔の話をしたりしていて、私はしょっちゅう見ていました。ツイッターでも毎日のように近況報告をつぶやいていて、仲本さんの人柄が伝わるような、ほんわかしたつぶやきで、私がドリフの話題をつぶやくと、『いいね!』を押してくれたこともありました」

 仲本さんは、もともとバンドでボーカルの担当だった。

 「ドリフに入る前は、(ジャズバンドの)『ジェリー藤尾とパップ・コーンズ』でセカンドシンガーをしていて、当時は仲本コウジを名乗っていたようです。本人も本名(仲本興喜)があまり好きじゃないんで、(所属事務所の先輩の)ハナ肇さんから仲本工事と名乗れと言われたようです」

ビートルズ公演の前座で歌う

 ザ・ビートルズの日本武道館公演(1966年)に前座で登場したドリフ。仲本さんはボーカルを務めた。ドリフの歌では加藤茶さんの後の2番目を担当するのが仲本さんだった。

 「純情キャラで、真面目そうな感じだけど、調子がいいところもある。コントでは、(リーダーの)いかりや(長介)さん側についたかと思えば、逆にいかりやさんにはむかったり。…

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