黒電話もある「昭和な食堂」 てんてこ舞いの忙しさ マルミヤ食堂

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マルミヤ食堂
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  連載「濃い味、うす味、街のあじ。」から、オススメの飲食店を紹介します。連載チャンネルはこちら

 「西成(大阪市西成区)で塩干物の商売をしていた祖母が、戦後間もなく始めた食堂なんです」とご主人の谷英晃さん(49)。祖母、父、母と代々引き継がれたマルミヤ食堂の4代目である。

 英晃さんは新型コロナウイルス禍で飲食店が大打撃を受けているさなかの2020年10月に、25年間勤めた市役所を辞めて家業を引き継いだ。「定年まで干支(えと)であと1周。もう公務員の事務仕事は飽きてました。店はずっと手伝ってきて勝手知ってますから」と笑い飛ばす。

 客席を切り回すのは母の八重子さん(85)。初代の後を継ぎ、ご夫婦で長くこの食堂をやってきた。今も毎朝6時半に店に来て料理の仕込みに入る。

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