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円安と物価高

日本の物価が上がり始めました。円安・ドル高もコスト上昇に拍車をかけ、商品・サービスの値上げラッシュが続いています。

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「献立は値引き商品に合わせて」 家計圧迫する物価高どこまで

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値引きの目玉商品を買い求める客でにぎわう武蔵小山商店街のディスカウントストア=東京都品川区で2022年10月21日午後3時6分、竹地広憲撮影
値引きの目玉商品を買い求める客でにぎわう武蔵小山商店街のディスカウントストア=東京都品川区で2022年10月21日午後3時6分、竹地広憲撮影

 9月の消費者物価指数の上昇率が、31年ぶりの高水準となった。歴史的な円安やウクライナ危機による資源高で値上げの波は止まらず、家計は苦しくなる一方だ。果たして、物価はどこまで上がるのか。

 東京・品川にある武蔵小山商店街。物価高の現状を視察しようと、岸田文雄首相が15日に訪れた商店街だ。21日に訪れると、日用品などを扱うディスカウントストアは目玉の値引き商品を買い求める客でにぎわっていた。

 店を訪れた近所の主婦、斉藤みゆきさん(40)は「通りかかったら安かったので買いだめした。今月に入り値上げが増えたから」と話す。大きなバッグには、洗濯用洗剤など18点、計約3000円分の商品が詰め込まれていた。子供は3人で食費もかかるが、「食料品は買いだめが難しいので安い商品を探すなど地道な対策をするしかない」とため息をついた。

 岸田首相が視察したスーパーで買い物をした目黒区の主婦(56)は、「半額などの値引き商品に合わせてその日の献立を決めている」と話す。「今後もいろいろ値上がりすると思うが、仕方がない」とあきらめ顔だ。政府は電気料金の抑制策など月内に物価高対策をまとめる予定だが、「たくさん税金を使って将来世代の負担になるのでは困る。何もしなくてよいのでは」と話す。

 岸田首相が立ち寄った飲食店「タコとハイボール武蔵小山店」。店…

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【円安と物価高】

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