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習近平の中国

習近平体制は党大会を経て3期目が始動。権力集中が加速する異例の長期政権は、どこに向かうのでしょうか。

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3期目習体制、年長者の盟友姿消す? イエスマンに囲まれる懸念

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握手をする習近平氏(右)と王岐山氏=北京で2018年3月17日、ロイター
握手をする習近平氏(右)と王岐山氏=北京で2018年3月17日、ロイター

 中国共産党の第20回党大会は22日、閉幕する。23日にも開かれる第20期中央委員会第1回総会(1中全会)で習近平指導部3期目が発足する見通し。3期目では、習氏を長年支えてきた年長者の盟友らの多くが表舞台から退く模様だ。後任には年下の腹心らが引き上げられるとみられる。習氏に意見をできる人が減り、権力集中が更に加速するとの見方が出ている。

 習氏の父は習仲勲(しゅうちゅうくん)元副首相。習氏ら革命世代の党高官の子弟グループは「紅二代」と呼ばれる。習氏が2012年に党総書記に就任後、権力基盤を固めるうえで力を発揮したのが紅二代人脈だ。習氏が力を入れた「反腐敗闘争」の旗振り役を担った王岐山(おうきざん)国家副主席(74)は姚依林(よういりん)元副首相の娘婿で習氏の幼なじみ。68歳以上は定年との不文律のため習氏の2期目に最高指導部を構成す…

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【習近平の中国】

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