植物が地下でコミュニケーション、成長制御の可能性 愛媛大グループ
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

植物は地下の部分でコミュニケーションし、隣接する植物の存在を感知すると地上部分の成長を制御する--。愛媛大の米山香織・特任准教授(生命機能学)らのグループは、こうした可能性を示す研究に成功した。論文は米科学雑誌「カレント・バイオロジー」に掲載された。根から分泌されるユニークな植物ホルモン「ストリゴラクトン」の新たな機能として注目される。
植物ホルモンは植物によって生み出され、植物の成長や発芽、開花などの促進や阻害などの作用を示す化合物の総称。今回、愛媛大と宇都宮大、英リーズ大の研究グループは地上部で植物の枝分かれを抑制する植物ホルモンとして知られるストリゴラクトンに着目した。
この記事は有料記事です。
残り887文字(全文1179文字)