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愛知県豊川市で2000年、夫婦を殺傷したとして逮捕、送検された当時17歳の少年の事件記録を名古屋家裁が廃棄していたことが20日、家裁への取材で明らかになった。家裁によると、史料的価値の高い記録で26歳以降も事実上永久保存する「特別保存」の対象に含めていなかった。
廃棄された事件記録は少年審判の処分決定書や、愛知県警などが作成した捜査資料。家裁は、廃棄の時期や特別保存にしなかった理由は不明とした上で「現在の特別保存の運用からすると、適切ではなかったと思われる」とコメントした。
事件は00年5月1日、豊川市で発生。女性(当時64歳)が自宅で刺されるなどして殺害され、夫も首を負傷した。
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