LGBTQ、10代半数「自殺考えた」 親や学校の理解なく 都内NPO法人調査

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ReBitで多岐にわたる相談に対応する石倉摩巳さん=ReBit提供
ReBitで多岐にわたる相談に対応する石倉摩巳さん=ReBit提供

 LGBTQなどの性的少数者の若者の意識を調査したところ、10代の半数近くがこの1年間に自殺を考え、7人に1人が自殺未遂をしていたとの調査結果を、認定NPO法人「ReBit(リビット)」(東京都)がまとめた。LGBTという言葉は確かに広まってきた。ただ、親が性的少数者を「そっち」と表現するなど、日常の会話で当事者は傷つけられ「相談できない」と思い詰めている。【藤沢美由紀】

 調査は9月4~30日、12~34歳の性的少数者を対象にインターネットで実施し、有効回答2623人分を分析した。

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