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米中間選挙(11月8日投開票)の選挙戦が終盤に入り、野党・共和党が支持を伸ばしている。高水準のインフレ(物価高)が収まる気配がなく、民主党のバイデン政権への不満が強まっているとみられ、連邦上下両院選の投票先を問う世論調査では共和党が民主党を逆転したケースが目立つ。バイデン大統領は「もう一度、民主党に流れは来る」と強気だが、上下両院で優勢を維持するのは困難になっている。
「共和党が前に出たり、我々が先行したり、また彼らが出たりしてきた。選挙戦の最終盤にもう一度、流れが来ると思う」。バイデン氏は21日、財政赤字削減の成果を訴える演説で、中間選挙の情勢について独自の分析を披露した。根拠として夏前のピーク時からのガソリン価格下落や失業率の改善などを挙げ、「共和党は私の経済政策を批判するが、成果を見てほしい」と強調。10月中旬から学生ローン減免の申請を開始し、原油備蓄の…
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