どんぶり一杯が秘める可能性 ラーメン議連・石破茂会長に聞く

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
辛さが調節できるよう上に辛みそが乗る「赤湯からみそラーメン」=山形県南陽市で2020年7月21日午後3時56分、的野暁撮影
辛さが調節できるよう上に辛みそが乗る「赤湯からみそラーメン」=山形県南陽市で2020年7月21日午後3時56分、的野暁撮影

 地方創生の起爆剤にラーメンを――。今春、自民党有志議員による「ラーメン文化振興議員連盟」が設立された。会長に就任した石破茂元幹事長は、全国のご当地ラーメンを通じて日本の食文化を発信し、地方創生や食料自給率を考える契機にしようと訴える。どんぶり一杯のラーメンが秘める可能性とは。【岡崎大輔】

 ――議連設立の狙いに地方創生がある。

 ◆ラーメンは国民食といわれて久しい。森喜朗内閣時代、農林水産総括政務次官として世界貿易機関(WTO)における日本の主張を世界に伝えるため、セネガルに行った。大使館の人が連れて行ってくれた日本料理屋のメニューは、ラーメンとカレーだった。「ご当地ずし」や「ご当地天ぷら」は聞いたことがないが、ご当地ラーメンは地域の数だけあるらしい。

 成功しているラーメンによるまちおこしは、単に地元の食材を使うだけではなく、ストーリーを持ってラーメンを作り、発信している。竹下登元首相が「ふるさと創生」の際におっしゃっていたが、地方創生は自ら考え、自ら行うべきものだと思う。中央政府の言いなりになっていれば、なんとかなるものではないだろう。

 ――それだけ、ラーメンに潜在能力があると。

この記事は有料記事です。

残り2265文字(全文2762文字)

あわせて読みたい

ニュース特集