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森と海からの手紙

人の暮らしが自然と乖離していく時代。森と川と海から聞こえてくるささやきを萩尾信也客員編集委員がつづります。

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森と海からの手紙

地球は子孫から借りている 森づくりに込めた思い

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ゴルフ場跡地に設営された「地球の道」=北海道富良野市で2022年9月9日午後3時34分、萩尾信也撮影
ゴルフ場跡地に設営された「地球の道」=北海道富良野市で2022年9月9日午後3時34分、萩尾信也撮影

 森づくりに、身をささげた2人の先達がいる。

 北海道富良野市の東京大学演習林の林長として森の育成につとめ、「どろ亀さん」の愛称で慕われた高橋延清・名誉教授(享年87)と、長野県信濃町の「アファンの森」で、荒廃した森の再生に挑んだナチュラリストのC・W・ニコルさん(享年79)である。

 稲穂が色づき始めた9月半ば。富良野市内で、トークセッション「どろ亀さん、ニコルさんの森づくりを語る」(市博物館、森づくりの仲間たち協議会主催)が開催され、両氏の思いを育む3団体の代表が出席。私も「ニコルさんの友人」として、同席の機会を頂いた。

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