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長寿社会と言われる中、健康に生活できる健康寿命をいかに延ばせるのか。自分らしい質の高い生活を送るには心身ともに健康でなければならないが、施設には行きにくく、支援してくれる介護人材も不足している……。課題が山積する中、人口4695人、高齢化率56.1%(2021年10月1日現在)の高知県仁淀川町で、住民が主体となって「フレイル(虚弱)予防」に取り組む姿が全国から注目されている。最先端の動きを探った。
10月のある日の午前9時前、高知市から仁淀川沿いの道を経て1時間余り、穏やかな町並みに建つ大崎診療所多目的ホール(同町大崎)に着いた。元気にあいさつする声が響く。高齢者らが「ハツラッツ体操」をちょうど始めるところだった。
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