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高校野球秋季大会2022

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秋季関東地区高校野球大会 浦学、横浜に敗れる 山村学園はきょう初戦 /埼玉

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 第75回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、毎日新聞社など後援)は22日、さいたま市大宮区の県営大宮公園野球場など2球場で開幕した。2年連続19回目出場の浦和学院(埼玉2位)は同球場で横浜(神奈川1位)との初戦に臨み、0―2で惜敗した。23日は、県勢の山村学園(埼玉3位)が土浦日大(茨城1位)と対戦する。25日の準々決勝から登場する昌平(埼玉1位)の相手は、常磐大高(茨城2位)を降した慶応(神奈川2位)に決まった。【平本絢子】

かわされ零封

 横浜は一回に椎木の適時二塁打で1点を先取。五回には萩の適時打で1点を追加し、無失策の堅守で逃げ切った。浦和学院は毎回のように走者を出したが、横浜主戦・杉山の緩急を交えた投球に要所でかわされた。


 ■ズーム

強気の投球で手応え 浦和学院・伊藤充輝(あつき)投手(2年)

浦和学院の伊藤充輝投手(2年)=県営大宮公園野球場で2022年10月22日、橋本政明撮影 拡大
浦和学院の伊藤充輝投手(2年)=県営大宮公園野球場で2022年10月22日、橋本政明撮影

 「マウンドに上がれば背番号など関係なくエースだという気持ちで投げた」。背番号10の先発投手は、バッターボックスの内側に踏み込む横浜の打者に、積極的に内角を攻める強気の投球で臨んだ。死球も増えたが「イメージ通り投げ切れた打者は抑えられた」と手応えを感じた。森大監督も「粘り強く投げていて、今後につながる良いピッチングだった」と評価した。

 中継ぎ登板で3失点した県大会決勝から3週間、内角への直球で攻め、外角への変化球で抑えることを意識。ブルペンで投げ込み、肘を強化するためチューブを使ったトレーニングにも力を入れたという。

 4イニングでの交代に「もう少し投げられた」と語る一方、「二回以降点を取られず悔いはない」と晴れやかな表情だった。目標は、先輩投手の宮城誇南(3年)超え。「直球も変化球もしっかり投げきり、ミス球をなくしたい」と、更なるレベルアップを誓った。【平本絢子】

【高校野球秋季大会2022】

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