「覇」の字に込めた悲願 原点の茶屋×パン屋 12代目の挑戦

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入り口に茶屋の頭文字である「覇」の字が書かれたのれんを掲げているパン屋「エスプラン」=横浜市鶴見区で2022年10月19日、池田直撮影
入り口に茶屋の頭文字である「覇」の字が書かれたのれんを掲げているパン屋「エスプラン」=横浜市鶴見区で2022年10月19日、池田直撮影

 約350年前に創業した東海道沿いの茶屋を前身に持つ、京急鶴見駅前のパン屋「ESPLAN(エスプラン)」(横浜市鶴見区)は、コロナ禍で客入りの厳しい時期を過ごした。再起をかけた12代目店主、塩田悠樹さん(37)は「原点」である茶屋とパン屋を融合させ、9月にリニューアルオープンを果たした。【池田直】

 この店の前身は、1679年創業の「覇王樹(さぼてん)茶屋」だ。「当初は名も無い茶屋だった」(塩田さん)という。だが約4メートルのウチワサボテンが店の前に自生したことをきっかけに店は「覇王樹茶屋」として有名になった。1952年には「エスプラン」の名前で洋菓子店となり、その後は塩田さんの父で…

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