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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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観光船に乗った母子、止まった時間 「早く、お帰りと言いたい」

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男児の母親から送られたメッセージと、父親の返信。事故から半年となる今も既読マークは付かない
男児の母親から送られたメッセージと、父親の返信。事故から半年となる今も既読マークは付かない

 北海道・知床半島沖で小型観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故では、乗客乗員計20人の死亡が確認された。一方、かけがえのない家族の元に帰れていない行方不明の乗客は6人。そのうち、北海道幕別町の男児(7)と母親(42)は、新幹線の絵柄のリュックサックなど所持品の一部が見つかった。「私の時間はあの日から止まっている」。そう話す男児の父親(50)は事故から半年となる今も願う。「2人に早く、お帰りと言いたい」【山田豊】

 4月23日午前9時54分、知床を旅行中の母親から無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージが届いた。表示されたのは、うれしそうな息子の写真。観光船乗り場近くの「ゴジラ岩」の前で撮影したものだった。午前10時55分に「ゴジラ岩初めて聞いた!船乗って何を見に行くの?」と返信したが、反応はなかった。

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【知床観光船事故】

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