特集

坂本花織|Fun!フィギュア

昨季は北京五輪で銅メダル、世界選手権で初優勝と飛躍した。高いスケーティング技術と表現力に加え、高難度の演技も目指す

特集一覧

坂本花織、女王の風格 力強い滑りでSP首位 スケートアメリカ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
スケートアメリカの女子SPで演技する坂本花織=ノーウッドで2022年10月22日、USAトゥデー・ロイター
スケートアメリカの女子SPで演技する坂本花織=ノーウッドで2022年10月22日、USAトゥデー・ロイター

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは22日(日本時間23日)、米マサチューセッツ州ノーウッドで女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季の世界選手権を制した坂本花織選手(シスメックス)は71・72点で首位発進した。

 最後の連続ジャンプが予定した3回転―3回転から3回転―2回転となってしまったことを除けば、十分の演技だろう。

 スピン、ステップは今季初めて全てで最高の「レベル4」を獲得。米人気歌手、ジャネット・ジャクソンのアップテンポの曲に乗って会場を沸かせた。だが、演技後の坂本選手はやや不満顔。「ミスを最低限に抑えた感じ。あまり納得いっていない」と振り返った。

 世界王者として初めて臨む今季のGPシリーズ。会場でもひときわ大きな歓声が坂本選手に寄せられ、注目度の高さをうかがわせた。

 この日、全選手でトップの…

この記事は有料記事です。

残り646文字(全文1022文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集