初出場の日本ウェルネスが佐賀北に勝利　秋季高校野球・九州大会

　高校野球の秋季九州大会は23日、沖縄市のコザしんきんスタジアムなどで1回戦4試合があった。

　初出場の日本ウェルネス（沖縄）は佐賀北に6―2で勝利した。東福岡は宮崎商に7―0で七回コールド勝ち。今春の選抜高校野球大会に出場した長崎日大は4―3で文徳（熊本）との接戦を制した。大分商は今春の九州大会を制した神村学園（鹿児島）に10―0で六回コールド勝ちした。24日は1回戦の残り4試合がコザしんきんスタジアムなどで行われる。

長崎日大・平山清一郎監督

　（六回から登板の）広田は肩の故障で遅れていたが、流れを持ってきてくれた。それが逆転につながった。すごいボールはないが、投球術があって緩急をつけたピッチングが持ち味。最後はホームランも打たれて危なかったけど。（外野からホームへの好返球で試合終了。好返球した外野手は）勝負してしっかり投げてくれた。（今春のセンバツで3番打者だった平尾が1番に）チームの柱なので、先頭に立って頑張ってほしいという思い。今年は去年より投手の数はいる。5人いるので、この投手陣を回しながら起用していきたい。

日本ウェルネス・五十嵐康朗監督

　（雨の中で）コンディションがあまりにも悪すぎたが、先発の上原は県大会の続きのような投球で良かった。力任せでいこうとしても修正して、ズルズルいかないところがいい。（走者を背負うことも多かったが）自分のやるべきことを淡々とやっていた。（次の対戦相手の長崎日大の平山監督は）日大時代の教え子になる。カステラをいただきました。まさか、こうやって教え子とできるとは。楽しみです。