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プロ野球の日本シリーズは第2戦が23日、東京・神宮球場で行われ、セ・パ両リーグでともに2連覇したヤクルトとオリックスが対戦した。
日本シリーズといえば、フル回転するエースの姿が思い浮かぶ。近年では2013年の楽天・田中将大。レギュラーシーズンで24勝0敗という歴史的な記録を作った田中は、勝利投手になった第2戦に続き、第6戦に先発。160球で完投した末に黒星がつき、もう登板機会はないと思われた。だが、第7戦で星野仙一監督が力強く交代を告げて九回のマウンドに送り出されると、無失点で締めて胴上げ投手になった。
歴史をさかのぼれば、1958年の西鉄・稲尾和久は第1戦で4回3失点で敗戦投手となった後、第3戦からの5試合に登板。そのうち4試合を完投し、1試合を7イニングのロングリリーフと、今では考えられない起用に応えてチームを逆転日本一に導き、「神様、仏様、稲尾様」とたたえられた。
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