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知床観光船事故

2022年4月23日、知床半島沖で観光船が沈没。乗客乗員計26人のうち20人が死亡、6人が行方不明に。

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知床観光船事故から半年 不明6人、早く戻って 今季運航終了 安全の取り組み継続を /北海道

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献花台に向かって深々と頭を下げ、手を合わせる人たち=北海道斜里町で2022年10月23日、本多竹志撮影
献花台に向かって深々と頭を下げ、手を合わせる人たち=北海道斜里町で2022年10月23日、本多竹志撮影

 知床半島沖で観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」が沈没した事故から半年となった23日、観光船が出発したウトロ漁港のある斜里町は庁舎内の献花台を開放、訪れた人が犠牲者の冥福を祈り、行方不明者の早期の発見を願った。新型コロナウイルスの流行に事故が重なり、観光船の乗客は例年の3割程度と激減。関係者は肩を落とす。【本多竹志】

 斜里町によると、23日までに2000組近くが献花に訪れており、花やおもちゃ、食べ物、メッセージカードが献花台に並んでいた。この日も「早く見つかってね」と事故に巻き込まれた子どもと親しかったとみられるメッセージカードを届ける母子の姿もあった。

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【知床観光船事故】

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