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安倍元首相銃撃事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に改めて注目が集まっています。

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「ドミノ辞任が心配」 政権、傷口広げた後手の対応 山際氏更迭

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山際大志郎経済再生担当相から辞表を受け取った後、報道陣の取材に応じる岸田文雄首相=首相官邸で2022年10月24日午後7時40分、竹内幹撮影
山際大志郎経済再生担当相から辞表を受け取った後、報道陣の取材に応じる岸田文雄首相=首相官邸で2022年10月24日午後7時40分、竹内幹撮影

 岸田文雄首相が山際大志郎経済再生担当相の更迭に踏み切った。8月の内閣改造以降、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が相次ぎ判明した山際氏だが、首相は約2カ月にわたり続投を許した。内閣支持率は低下しており、「後手」の対応が傷口を広げた格好だ。

「旧統一教会と政治」区切りは不透明

 「山際はもう、もたないだろう」。山際氏を巡っては、今月3日の臨時国会召集当初から、辞任は不可避との見方が与野党内で強まっていた。

 山際氏は今夏に旧統一教会の問題が発覚して以降、教団との関係を報道で指摘されるたびに追認と釈明を繰り返した。国会審議では、教団トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁との記念撮影写真など「物証」を示されても、「覚えていない」「(記憶が)おぼつかない」と歯切れの悪い答弁を続けた。与党内からも「心証が悪い。政権へのダメージを広げている」と批判の声が上がっていた。

 今月22、23両日の毎日新聞全国世論調査で内閣支持率は過去最低の27%を記録し、反転の兆しは見えない。自民党の閣僚経験者は山際氏の交代について「このタイミングしか残されていなかった」と指摘する。

 衆参両院では24日、野党の政権追及が激化する予算委員会の審議日程がひとまず終了した。予算委は11月中旬以降、政府の2022年度第2次補正予算案提出を受けて再び開催される見通しだ。補正予算は政府の総合経済対策の裏付けとなるもので、対策の責任者は山際氏だった。

 今月26日には衆院内閣委員会で、山際氏の所信表明に対する質疑が予定されていた。辞…

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