本当は県内で就職したいけれど…県外に女性が流出する理由

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愛媛県庁本館=松山市で2022年8月19日午前11時57分、山中宏之撮影
愛媛県庁本館=松山市で2022年8月19日午前11時57分、山中宏之撮影

 女性の地元での就職希望を十分に生かせていない?――。そう読み取れる調査結果を愛媛県が発表した。人口減少対策にあたる県と地方自治研究機構が結婚や育児、移住など六つのテーマで実施したアンケートのうち、大学生の「就職」に関する調査結果に焦点を当ててみると、「県内に住みたいのに十分な選択肢がない」と多くの女性が悩みながら県外に流出している実態が浮き彫りになった。

 就職の希望などに関するこのアンケートはウェブ上で6月20日~7月8日に実施され、1400人から有効回答を得た。県内の大学に在学する女性の県内就職・起業希望は54・1%で男性(47・2%)を上回った。一方、愛媛県では男性、女性とも、県外への転出者数が県内への転入者数を上回っており、転出超過(転出数から転入数を引いた数)は女性が男性の約1・4倍(2021年)と、対照的な結果になった。

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