ジブリパークは「逸品製品の集合体」 愛知万博の大工らが再結集

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
ジブリパークの「地球屋」のテラス©Studio Ghibli=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影
ジブリパークの「地球屋」のテラス©Studio Ghibli=愛知県長久手市で2022年10月12日、兵藤公治撮影

 2005年愛知万博のパビリオン「サツキとメイの家」。スタジオジブリの映画「となりのトトロ」の主人公が暮らす木造家屋を再現した建物は万博閉幕後も残され、今なお年間10万人以上が訪れる人気施設だ。ジブリパークの開園に向けて、この建物を手掛けた大工や職人たちが再び集められた。

 「逸品製品の集合体」――。工作舎中村建築(名古屋市千種区)代表で大工の中村武司さん(57)は忠実に再現された建物に胸を張った。

 中村さんは39歳のとき、ジブリの宮崎吾朗監督から「サツキとメイの家」の施工を任された。「個人の大工に依頼されたのは、特別でラッキーなこと。背伸びではなく、チームであればできる」と左官工や瓦焼きの職人ら仲間たちを集め「本物の家」を目指した。作品設定と同じ昭和当時の建築手法や資材を使い、台所やトイレは実際に使うこともできる。完成後も15年以上にわたり、メンテナンスを担ってきた。

この記事は有料記事です。

残り1197文字(全文1586文字)

あわせて読みたい

ニュース特集