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YMOなどで活躍し、日本のロック、ポップスの礎を築いた高橋幸宏が今年、デビュー50周年を迎えた。9月には東京・NHKホールで記念ライブも開催。その音楽監督を務めた音楽家でプロデューサーの高野寛が、トリビュート曲「LOVE TOGETHER」を手がけ、今秋、配信リリースされた。
「50周年のお祝いは重責でしたが、幸宏さんの多面的な活動をずっとそばで見てきた自負はあるので『自分にしかできない仕事かもしれない』と覚悟を決めました」。1986年に高橋に才能を見いだされて以来、長年活動を共にしてきた高野は、本人からバンマスの指名を受けた心境をそう振り返る。
公演で高橋にサプライズ演奏するため制作したのが「LOVE TOGETHER」。歌詞にも、曲の物語にも、音にも、高橋への深い敬愛がにじんでいる。「幸宏さんの作品を聴いてきて、特徴的な歌詞の表現やアレンジの仕方はそれなりに分かっているので、そういう要素はオマージュとしていっぱい盛り込みました」
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